杉田製線のものづくり Our production

確かな品質と柔軟な生産体制で、未来を支える“ものづくり”

  • 冷間圧造用鋼線とばね用鋼線、
    両軸の技術を融合

               

    当社は、冷間圧造用鋼線とばね用鋼線の両方を手がける国内でも数少ないメーカーです。両分野で蓄積された技術や設備を相互に活用することで、幅広い用途と高度な品質要求に対応できる“ハイブリッドなものづくり”を実現しています。

  • 少量・多品種・短納期に対応する
    柔軟な生産力

               

    お客様の多様なニーズにお応えすべく、0.5mm~55.0mmまで幅広い線径に対応しています。鋼種と線径の組み合わせは6,000種類以上に及び、仕様変更や試作にも柔軟に対応可能です。材料・製品の在庫管理を徹底し、多品種に対応可能な設備により納期対応も迅速に行います。

  • 環境に配慮した製品群

               

    冷間圧造用鋼線やオイルテンパー線は、加工の際、加熱や熱処理を必要とせず、常温での加工が可能です。当社は冷間圧造用鋼線とばね用鋼線の技術と設備を融合させて独自の非調質鋼線を開発しています。この冷間圧造用鋼線はお客様での熱処理などの工程を省略可能で、長年に渡るお客様での使用実績が、品質安定性を実証しています。
    鋼線製造工程で発生する産業廃棄物である廃硫酸のリサイクル化に取り組み、無機高分子凝集剤(ポリテツ)を受託製造しています。

  • 品質は“信頼”そのもの。
    自動車業界を支えるものづくり

    当社鋼線製品の多くは自動車産業や産業機械などの重要な部品に使用されておりお客様からの厳格な品質要求に応えるために、製造工程ごとに徹底した品質管理体制を構築してまいりました。同時に検査、調査体制も充実しており、材料の受入検査から、各工程内検査、中間検査、出荷検査はもちろん、様々な不具合を迅速に調査できる体制を整えています。

代表的な製造工程

Production process

お客様のご要望に合わせた「工程設計」を行い、代表的な工程を組み合わせる事で、
使いやすく、安定した品質のワイヤーを実現しています。

酸洗

鉄鋼メーカーで圧延された線材や、当社の熱処理時に発生する線材表面の酸化スケールを酸に浸漬し溶解・剥離する工程です。酸洗によりスケールを剥離させた後、適切な皮膜処理を行い、後工程やお客様での潤滑性を向上させます。

熱処理

当社では、 焼鈍パテンティングオイルテンパー の3種類の熱処理が可能です。

焼鈍
主に冷間圧造用鋼線に施す熱処理で、加工性に富んだ球状化組織に変化させます。 鋼線を柔らかくする熱処理です。

パテンティング
主に硬鋼線を高温で加熱し、所定の温度に冷却する事で恒温変態を起こさせ、 微細で靭性に富んだ組織に変化させる熱処理です。

オイルテンパー
ばね用鋼線を中心に、高温で加熱し所定の温度まで一気に冷却して焼きを入れ、 その後、所定の温度に再加熱して焼き戻しを行う熱処理です。 処理された鋼線は高い強度と靭性を得ることができます。

伸線

ダイスを使い、所定の線径に線を細く引き伸ばす。
伸線の特徴として、強度、加工性の向上や、真円に近い形状、表面の平滑化などがあげられます。
当社では単頭伸線機や連続伸線機など様々な伸線機を有しており多品種に対応しております。

検査

多品種にあわせて多様な検査設備を有しています。工程内での中間検査や、お客様と取り交わした仕様書に基づいて出荷検査を実施します。

品質管理への取り組み

Quality Control

  • 国際規格に基づく
    品質マネジメント

    ISO9001、IATF16949をはじめとする国際規格に準拠した品質マネジメントシステムを構築・運用。自動車業界をはじめとする厳格な品質要求に的確に対応しています。

  • 受注・生産管理と
    トレーサビリティの確保

    独自に開発した受注・生産管理システム(POCS)を駆使し、お客様の満足度を向上しています。小ロット多品種の受注に対し、徹底的な納期管理を行うと共に、お客様のご要望に合わせた短納期にも柔軟に対応可能です。POCSは完全なトレーサビリティーも確保しており、安定したサプライチェーンを構築しています。

  • 不具合発生および
    流出防止の徹底

    材料が接触しうる箇所への緩衝材による保護、各工程での外観検査、作業者による目視検査の徹底により不具合の発生、流出防止に努めています。また一部ラインには過流探傷装置を導入し疵感度の高い用途にも対応しております。